- 2023.10.28 Saturday
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劇団きらら「ぼくの、おばさん」
11/6〜12@ギャラリーキムラ(熊本)
12/13・14@ゆめアール大橋 小劇場(福岡)にて
北村が演出補として、
司城が照明オペとして、
ペーパーフィッシュに客演で出てくれた磯田渉(不思議少年)が出演しております☆
劇団きららさんの本公演で演出補をさせていただくようになって4年目。
個人的な話をさせてください。
最近久しぶりに、
本当に久しぶりに「死」を体感することがありました。
もちろん生きていれば、虫や動物から芸能人まで
死は身近にあるんですけど
いつしか自分の中でファンタジーになっておりました。
しかし、いざそれが現実となって、直面したその時に
どうやっても抗えない「大きなもの」を感じました。
これが運命というやつなんでしょうか……。
そんな宇宙規模のこと、私には分かりませんけど。
自分の後ろでシャボン玉が割れた気がした。
それはどんどん近づいてきて、身近な人も割れちゃって、
いつか私も割れちゃう。
そんなイメージが強烈に私に焼き付けられました。
時計の秒針が残り時間を刻んで、
後ろの方ではシャボン玉のはじける音が聞こえる。
ああ、どんどん近づいてきた。
本当に怖くて怖くて、仕方が無かった。
でも、その恐怖を無理矢理振り切ってから、なぜか私は「愛に溢れています」
……なんだそれ(笑)
でも本当、愛に溢れてる。
死の反動でしょうか。分かりません。
いろんなものが
嫌いだし、許せないし、恨んでるし、憎んでる。
どれも好きになるより大変で、エネルギーのいる作業。
だけど全部、本当は愛してないとできないこと。
今年は
「今蓄えられる分は、もう蓄えた。
いろんなものを食べて好きな味も、嫌いな味も知った。
孤独でもいいから自分のやりたいことしかやりたくない」と思ってました。
そしてその結果、私は見事にその決意に敗北し、
結局例年と変わらずやりたくないことも、なんでもかんでもしております笑
……うける笑 悔しい。
でも、悔しいと笑えてる私はきっと、大丈夫だと思います。
根拠はないけど。
だって愛に溢れてるから。
「ぼくの、おばさん」
多分そういう話です。
あ、待って。違うかも。笑
外の人間なので「少なくとも私はそう思った」くらいで止めときます。
今回の演出補は、
多分、「大きなもの」が私にやれって言ってるんだと思います。
抗えないなら、身を預けてみよう。
きっとうまくいくようになってる。
この作品の一番の「Big Fan」として、私は劇場でお待ちしております☆
詳細はコチラの特設ページより
→http://www.gkirara.com/next.html
「早川倉庫杯 くまもと若手演劇バトル DENGEKI vol.3」
無事終了いたしましたー☆
with a clinkは準優勝!!
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
優勝できず、すみません。。。
でも実行委員長としては、
出場団体は本当にどこが勝ってもおかしくない、上質な作品ばかり。
もちろん順位がつくイベントですので、それは仕方が無いですが
「見本市」的な意味合いでのイベントとしては最高のイベントだったと思います。
参加していただいた全ての劇団と関係者の皆様に
クリンクのブログではありますが、心からの感謝を申し上げます。
クリンクとしては、
本当に皆様からの愛を感じたDENGEKIでした。
本選終了直後から
「クリンクが一番だと思ったよ」
「もっと他の作品も観たい」
「辞めないで」
とのお声をたくさん頂き……*
うわー、クリンク、愛されてんなー……と胸がキューっとなりました。
クリンクが愛されてること。それだけは私、自信をもって言えます。
辞めないでいいように頑張ります。
私は昔から1番にはなれませんでした。
なんでも80点取れるけど、100点は絶対取れない。
彼女になりたいのに「君は最高の友達だ」と言われるようなことが多い。
もちろん今も。
まあ……結果の通りです。(笑)
でも、
ちゃんとやることやって勝ちたかった。
3年連続、私が実行委員長だということで
クリンクのメンバーは仕込み&バラシ、運営においてどこの団体よりも手伝わせてしまいました。
そのせいで、作品に集中できてなかったんじゃない?って言われたら
元も子もないですが……
でも……
何もしないで、誰かに作ってもらった舞台に立って
勝利だけかっさらっていくなんて私にはできないです……(^^;
そんな団体にだけは絶対になりたくなかったから。
実行委員長としても、クリンクの代表としても
やることちゃんとやった上での結果だから、私、全然悔しくないです。
DOGANGさんが勝ったのも、やることやってた団体が勝ったんだから私は当然だと思います。
そんな私の想いを汲み取って毎年一緒に動いてくれたクリンクメンバーに心から感謝です。
そして、今年も「あかねちゃんに1位を」と言ってくれて、
勝ったら私より喜んでくれて、
負けたら悔しいと、悲しいと私より涙を流してくれるメンバーと一緒にお芝居が作れて私は本当に幸せでした。
一人一人にキスハグしてまわりたいです。
もうキスハグしてまわろうかな。いいですか?
始めた当初から「3年」と決めていたので来年からクリンクはDENGEKIには出ませんが、
いろいろなことを学ばせてもらった楽しい3年間でした。
この3年間本当に早川倉庫さんに育ててもらったなー……
昨年の結果を早川さんも気にしていただいてましたが、
「今年の作品を観て、スッキリした」と言っていただきすごく嬉しかったです。
本当に成長させていただきました。
感謝してもしきれません。
この作品が大好きです。
このメンバーが大好きです。
大好きなんて言葉じゃ足りないんです。
必ずまたこのメンバーでこの作品をやれますように。
1番にならなくていいから、またこの作品をどこかで上演できますように。
それくらいは、神様、私の言うこと聞いてくれてもいいんじゃないですか?
with a clink
北村 茜